花木などの剪定時期

落葉樹といっても、花水木のような花木の剪定は、
花後にすべきというのが一般的だと思うんですが。

はい、一般的にはそのように言われているようです。
上記の方法は私もやりますし今からもやっていくと思います。

それを踏まえ、私の考え方は

◯ 樹木の方を維持する程度の軽剪定は花後すぐでも良い。
◯ 樹木の形を作るような強剪定は秋から春にかけて

だと考えています。

問題は剪定の量だと思います。

私の場合、夏剪定などもしますが伸びすぎた枝を切るくらいで
形を作るような剪定はしません。

なぜか言うと、春に花が咲き、葉が出て新梢も伸びます。
この一連の過程のなかで前年に蓄えた栄養をほとんど使ってしまうわけです。

そしてこれから夏にかけて来年のための栄養を作ろうとしている時に、
枝葉をたくさん落としてしまうと光合成ができず樹木にとっては大きな負担となります。

体力の無いときにまた枝葉をださなくてはいけないのですから
樹木自体も弱っていきます。

そのため、病害虫が付きやすくなったり、花芽になるはずの芽が
葉を出すために葉芽になったりするので花芽の数も少なくなります。
(これも切り落とす枝の量にもよりますが)

これに対して、葉が落ちてからとか落ちないまでも秋であれば
樹木自体の体力があるときの剪定なので樹木へのリスクが少ないので
樹型を作ったりするのには良い時期となります。

(移植にしろ、剪定にしろ一番良い時期は春先の芽吹く前です)

逆に芽吹いた後、6月~8月は樹木にいちばん負担のかかる時期となります。

また、一般的な植物の花芽は7月中(東京を例として)に形成されます。

基本的にはこう言った考えで私は樹木を管理しています。

また、こう言った適期からズレたときにどうするかというのは
その人の経験や知識によって違ってくると思いますが。。。

以上のようなことを考え、実行している植木屋さんは少ないと思います。

スポーツの世界では水分はとるな。が昔は常識でしたが
今は、水分を取るのが常識になりました。

こういった「昔の常識が今の非常識」とういことが、造園の世界でも起っています。

新しい知識、技術の吸収は必要な時代となりました。